住宅建築の依頼先との契約には細心の注意が必要です。
ここでは主にその契約の注意点についてお話します。
土地が見つかったら、住宅建築の依頼先を絞込みましょう。
住宅メーカー、工務店、設計事務所、プロデュース会社などから、依頼先を決めます。
一般的には、構造、工法、設計自由度、価格、施工体制、建物の性能、建物イメージ、保証とアフターメンテナンスの体制などをもとに各依頼会社を比較し、絞り込んだ会社にプランを提出してもらいます。
各会社にラフプランを提出してもらったら、プランや価格などをもとに一社に依頼先を決めましょう。
設計の詳細プランや仕様、設備位置、仕上材の色、柄を決めていきます。
そして実際の仕様(仕上、建具、住設、設備・構造材)や構造設計手法を確定し、価格、工事範囲、支払い条件、資金計画の確定し、契約します。
工事中にはさまざまなことが起きるものです。
時には予期せぬ出来事もあり得ます。
そんな万一の時のため、契約約款では次のような事をはっきりさせておきましょう。
1、請負代金…金額は打ち合わせの通りか、工事範囲はどこまで含んでいるのか。
2、支払いの回数と方法…建築費の支払いは普通着工時、上棟時、完成時の3回が多いが、工事費がアップする場合は4回にしたり分割する例もあります。
支払日は「契約時○○円、上棟時○○円」などと工事の進捗に合わせて支払うようになっています。
融資利用の場合、いつ融資を受けられるのか確認しておきましょう。
3、着工・竣工の時期…着工時期と工期はあらかじめ決めておきましょう。
業者に粗雑な工事をさせないため、ある程度は余裕を持たせましょう。
4、履行遅滞違約金…引き渡しが遅れた場合、仮住まいの延長や人件費の追加がでてしまいます。
違約金の条件を決めておきましょう。
5、瑕疵担保保証期間…瑕疵とは隠れた欠陥の事で、「瑕疵担保期間」とは、入居後に雨漏りや立て付けの悪い箇所などが見つかった場合、 業者が無償で補修しなければならない期間のことです。
現在はどの業者の新築物件でも10年間の瑕疵保証が義務付けられることになっています。